【2022年】インターネット広告とは|データを取り改善する
インターネット広告ってなに?基本を解説。
一言でいうと『ネットを使った広告』。
『なんとなく知っている状態』だと思いますが、実は一般にあまり知られていない有効な広告の実態を紹介します。
※従来のブログとは違い長々とした説明はありません。
インターネット広告とは?今までの広告とは全く違う
従来の広告(CM、ラジオ、チラシ)では不特定多数に届く無駄が非常に多い広告 でした。
しかしインターネット広告では狙った人物に届けることが出来る様になりました。
ここがネット広告最大のメリットです。
インターネットの広告の有効な理由は以下の通りです。
興味がある人だけに届けることが出来る(広告運用者のスキルに依存する)
広告を打つ時間、曜日、性別、地域を限定できる
予算も自由に決めることが出来る(広告の種類に依存)
重要な項目は以上です。
もう少し詳しく知りたい方に例を用意しました。
(例1)
例えば飲食店で、
金曜日の12時から14時と17時から21時に店舗の半径5km(一日の予算1000円で)に検索されそうなキーワードで広告を打つことができます。
(例2)
病院なら、
『地域名、症状、最寄り駅名、病名』(一日の予算1000円で)などの検索されそうなキーワード広告を打つことができます。
検索キーワードとは検索語句のことです。何かを調べるときに検索窓に入力する文字です。
どうでしょうか?有効な検索語句に直接届けることができますよね。
これはとても有効な方法です。
ちなみに飲食店なら
『金曜日のお昼時間の広告は必要ですか?』
こんな疑問があります。
これは、お昼の内に予約しておこうとするユーザーを想定しています。
そして実際に広告を打ってクリック率などを検証し、効果を測定できます。
ネット広告は非常に有効です。
しかし広告を止めると、一切の効果がなくなるので『SEO対策』も同時に進めていき自然検索からのお問い合わせも増やしていきましょう。
それではネット広告が有効な根拠を見ていきます。
インターネット広告の市場規模はテレビを抜いている
ネット広告費推移
上記画像引用元:電通資料
インターネット広告の効果が出ているからこそ、ネット広告費が業界を引っ張っています。
ポイントはテレビの広告よりネット広告の方が予算が多いことです。
上記のグラフでは、2019年にネット広告がテレビを超えています。
ネット広告を選ぶ広告主が多いという事がわかります。
これは本当に広告結果が出て、広告費のコスト削減もできているためユーザーがインターネット広告に流れている証拠となります。
インターネット広告の最大のメリットはデータが取れること
ネット広告 データ
インターネット広告で最も有効な部分は、『ユーザーや広告の効果のデータ』を分析して改善できる事でした。
『データが取れる』部分は、ざっと以下の内容です。
サイトにいつ来たのか
どんな人物が何人
どこの場所から
自然検索からか広告からの流入なのか
どのページをどのくらい見て
どのキーワードからの流入で
今日(特定の日)の新規ユーザー
今日(特定の日)のリピートユーザー
etc…
上記のように様々なデータを元に検証し広告を進化させます。
有効なキーワードに効率よく広告を打つために設定することが広告運用者の仕事です。
(例)
Aさんが東京の千代田区で仕事帰りに肩こりがひどいため『マッサージ 肩こり』とキーワード検索します。
するとGoogleの検索結果に『有効な検索結果と広告』が出てきます。
しかし、単純に広告だけではなく『Googleマイビジネス 』『SEO』『広告』と検索結果の画面に出てきます。以下で説明。
検索キーワードと、実際の検索結果は以下です。
検索結果 例
上記の① ② ③を説明します。
①に示した部分
Googleマイビジネス を適切に設定運用している検索がトップに出ています。
これは『ローカル検索』という検索した地域の近くで表示されるGoogleが新しく打ち出している機能です。
詳しくはこちらの記事へ→『Googleマイビジネス とは?方法と費用を解説』
②に示した部分
通常のSEO検索結果です。
ここは正しく作られたサイトが正しく作られたコンテンツがGoogleに評価されている検索結果の上位表示です。
②で検索上位表示されるには、かなりの時間と労力と実質費用が必要です。そして競合に勝つ必要があります。
難易度高いです。
③に示した部分
Googleの広告部分です。
基本的にはGoogleが自動で判断します。
例に示したものは検索1ページの下部分に表示されていますが、これは設定で上部にもできます。
上記の様にGoogle広告は検索結果に表示され、検索者の検索意図と合えばクリックされ『ユーザーに直接広告が届く』という仕組みです。
申し込みやお問い合わせメールが来たらその分野の広告に費用をかけてさらに集客を狙うということです。
インターネット広告の種類はしっかり検討すべき
早速インターネット広告の種類と特徴を簡単に提示します。
どんな広告の種類があるのかざっくり見てみましょう。
1.リスティング広告
リスティング広告とは検索キーワードにを設定しそのキーワードに合わせて広告を出稿します。
リスト形式で表示される広告です。
参考は以下です。
表示されるだけでは無料です。
ここをクリックされると広告費が発生され、1クリックあたりの料金に沿って課金されます。
非常によく使う広告です。
以下に参考画像を貼っています。
2. ディスプレイ広告
主にバナーを使った広告であり、潜在層に対してアプローチしていく広告になります。
下記の画像の通りで、1週間で5,000万などとても高額でトップメーカーなどのブランディングに使われます。
高額なため企業のブランディングなどに使われます。
参考は以下です。
3.ディスプレイネットワーク広告
正式にはアドネットワーク広告といって、様々なwebサイトに広告を表示していただく方法です。
ブロガーさんなどのサイトに関連のあるサイトに表示されたりします。
クリックされると課金されます。
以下の画像のような広告です。
注意点として、あまり効果のないサイトにも表示される可能性がありますので効果のある設定が必要です。
4.動画広告
Yutubeなどの動画で流れる広告です。
制作に時間と費用がかかります。注意点は電車などで音声OFF再生も多いのでテキストを入れることです。
以下の画像のような広告です。
課金は、
・クリック
・表示回数
・再生回数
があります。
5.ソーシャルメディア広告
SNSを使った広告です。
facebook広告、Instagram広告、LINE広告などです。
課金は、
・クリック
・表示回数
・再生回数
などがあります。
以下の画像のような広告です。もちろん動画広告も可能です。
SNS広告の最大のメリットは、SNS個人情報の精度の高さにあります。
ここに直接アプローチできます。
広告とはわかりづらい特徴があり、タイムラインに自然に溶け込んでいますのでユーザーに見られる頻度が上がります。
ちなみにGoogleアカウントのユーザー情報は割と適当に作れる事実があります。
ですがGoogleは普段の検索からユーザーの特性や年齢や嗜好を特定しているのでここのデータを利用して広告を打つことができます。
6.記事広告
記事広告は伝えられる情報量が多いため、商品やサービスの内容を理解してもらえる場合が多いです。
記事広告の料金例として50万とか300万です。
「料金相場 = 想定PV(プレビュー)数 × 20〜150円」
メディアサイトなど、月間PV 500万などのサイトに広告掲載できます。
効果のほどは、提供している媒体によりますがPV数が料金なので発注側には不安があります。Google広告のようにクリック数ではないです。
以下の画像のような広告です。
引用元はこちらのサイト( http://milieu.ink/interview/ )
記事がサイトに溶け込んでいます。広告と気付かれずに記事を読まれるという仕組みです。
記事広告を他の方法で安く運用する方法もあります。この様な部分が広告運用者のスキルです。
他にも、DSP、メール広告、位置情報連動型広告、アフィリエイト広告など…
様々な広告の種類がありますが、主な広告は以上の様なものです。
広告運用は大量のデータから適切なユーザーを探してアプローチしていきます。
それには、経験と発想と分析と運用者のスキルが大事です。
発注の時にはしっかりと戦略を提示して内容を確認するといいと思います。
まとめ
インターネット広告は非常に有効な手段だということが、わかっていただけたのではないでしょうか?
大事なことは『ネット広告はデータを取り改善していくこと』です。
繁忙期は広告をとめて、集客したい日程だけに広告を打つことも可能です。
インターネット広告を有効に使って集客してみてはどうでしょうか?
それぞれの広告については、また記事を書きます。
では、今回は以上となります。ありがとうございました^^